Linux用 VPN PacketiX Client

ある事情で新しい自宅サーバPacketiX Clientで接続しなければならなくなった。
いままで一度もLinux版のクライアントは使ったことがなかったので苦労しますた。


とりあえず".install.sh"があったので実行。
質問に答えていくとすぐにbuild終了。
同じディレクトリ内に"vpnclient","vpncmd"ができた。
さっそく/usr/local/binにコピーして実行してみたがなんたらファイルがいるとかでうまくいかない。
作成したディレクトリで実行しないといけないらしいので/usr/local/vpncmdに全部移動。
"vpnclient start"でクライアントは正常に起動。
で接続設定をするのに"vpncmd /CLIENT"でlocalhostに接続。
helpでコマンドを確かめながら設定を進めるが、仮想LANカードの作成で躓いた。
何回やってもエラーで作成できない。


オンラインマニュアルを読んでみると(ちゃんと読まないとダメだね)Universal TUN/TAP デバイスドライバモジュールが必要らしい。
カーネルに組み込むとか難しそうだったが、リンク先からソースを落としてきて、ReadMeを読んだら手順が全部書いてあった。
まず"configure"でMakefile作成して、そのまま"make install"でいいらしい。
どこにインストールされたのかなっと探していたら、どうも最初からtunモジュールは作成してあったみたい・・・Σ( ̄□ ̄;)


なのでモジュールをロードするだけでいいっぽい。


modprobe tun
lsmod


でモジュールが読み込まれたことを確認。
あと"/etc/modules.conf"に


# Universal TUN/TAP driver
alias char-major-10-200 tun


と追記。


これで仮想LANカードが作成できるようになりました。
適当な名前を付けて接続設定を進めるが
コマンドベースなのでなかなか進まないがここであることに気付いた。


RemoteEnable - VPN Client サービスのリモート管理の許可


確かWindows版を入れた時に、リモートクライアントの管理っていうプログラムがあった。
さっそく隣のWindowsマシンから接続するとしっかりとコマンドで作成された接続設定が表示されました。
これで楽に設定できるようになったぞ〜。